ブログ

失敗しないリノベーション会社の選び方とは?

今回は、失敗しないリノベーション会社の選び方とは?について解説します。近年、「リノベーション」という言葉は多くの人に知られるようになり、今後多くの人が検討するものとなっていくでしょう。
ここでは、そんなリノベーションを検討される方に向けて、様々な観点から失敗しないリノベーション会社の選び方を解説します。
依頼する会社選びは非常に重要ですので、リノベーションをする際に参考にしてみてください。

はじめに

失敗しないリノベーション会社の選び方を解説するうえで、まずリノベーションとは何かを理解する必要があります。
リノベーションとは、もともとある建物に大規模な工事を行うことで、住まいの性能を新築の状態よりも向上させたり、価値を高めたりすることを言います。
例えば、水・電気・ガスなどをライフラインに合わせて改修することや、地震やその他の災害に対しての耐久性、耐震性を高めるための壁の補修をすること、家庭の環境に合わせて仕切りの壁を作って部屋数を増やすことや逆に仕切りをなくして部屋の広さを拡張することなどがあり、様々な種類のリノベーションが存在します。
このように、リノベーションは自由度が高く、それぞれのライフスタイルに合わせて形を変えられるという魅力から、近年では非常に人気が高まっていると言えます。

リノベーションのメリット・デメリット

リノベーションは自由度が高いという反面、注意する必要がある点がいくつかあります。メリットとデメリットを把握したうえでリノベーションに挑戦してみましょう。

リノベーションのメリット

ここではリノベーションのメリットを4つ紹介します。

「それぞれの生活スタイルに合わせて設計が可能である」

1つ目は、「それぞれの生活スタイルに合わせて設計が可能である」という点です。リノベーションのメインは暮らしに合わせた住宅改修をすることです。こどもが生まれることを見越して、どこにいても目が届くような空間に間取りを変更したり、性能の悪い収納や電気配線のよくないキッチンを使いやすくしたり、老後に趣味を楽しむ空間を設けたりと、そのバリエーションは様々です。自分好みのデザインを表現することができるのも楽しみの一つです。

「物件の選択肢がたくさんある」

2つ目は、「物件の選択肢がたくさんある」という点です。中古のマンションや中古住宅を改修するリノベーションは、新築物件などよりも選べる物件数とエリアが多いのも魅力の一つです。交通アクセスや立地のいい場所などにはすでに住宅が建っていたり、設備や環境に不満があるという場合が多くあります。そんな時に中古物件をリノベーションすることで好条件の立地に、住みやすい環境で住むことができるようになるのです。

「新築よりもお得」

3つ目は、「新築よりもお得」という点です。新築物件は、新築というだけで高めの価格に設定されていることが多くあります。学生でお金がないという人や何度も住まいが変わってしまう人などは住まいにかける予算を抑えたいものです。自分好みに物件を変えることができ、暮らしやすい環境を新築物件よりも安価で手に入れることができるのもリノベーションの一つの利点といえるでしょう。

「物件の資産価値を高められる」

4つ目は、リノベーションすることで「物件の資産価値を高められる」という点です。物件の築年数が古くなると物件自体の価値が低くなってしまいます。そんな時に、リノベーションをして内装をきれいにしたり、設備を充実させると資産価値が高くなったり、今後、資産価値が下がりにくくなったりする場合があります。リノベーションすることで中古物件の資産価値を安定させることも大きなメリットといえるでしょう。

メリット・まとめ

まとめると、リノベーションのメリットは、「それぞれの生活スタイルに合わせて設計が可能である」「物件の選択肢がたくさんある」「新築よりもお得」「物件の資産価値を高められる」ということが挙げられます。他にも様々なメリットを挙げることができるでしょう。多様化する社会の中、「暮らし」という点でも多様化することが可能な時代になってきました。自分自身の生き方や考え方を生活様式に取り込むという点においてリノベーションは文字通り「革命的」であるといえるでしょう。

リノベーションのデメリット


上記では、リノベーションのメリットを解説しましたが、リノベーションをする際には、注意するべき点もあります。メリットを最大限に生かして、よりよいリノベーションをするためにもいくつかのデメリットをおさえておきましょう。ここでは、デメリットを3つ紹介します。

「暮らし始めるまでに時間がかかる」

1つ目は、「暮らし始めるまでに時間がかかる」という点です。リノベーションをする際はやることが多くあります。初めに物件を探し、次にどういったリノベーションをするかをプランニングし、住居の調査、業者との打ち合わせ、そして改修工事・・・と本当にやることが多いんです。業者によっては、希望通りのリノベーションができず何回も打ち合わせをしなければいけないという状況になってしまうかもしれません。時間をあまりとることができず忙しい人や今すぐにでも住環境を変えたいという人にはリノベーションはおすすめしません。

「そもそもリノベーションができないケースがある」

2つ目は、「そもそもリノベーションができないケースがある」という点です。日本は災害が多い国のため、住居に対しては法律で様々な制限がかけられています。耐久性の面やその他の理由からリノベーション自体することができないという物件が数多く存在します。何も知らずにそういった物件を購入してから、リノベーションができないということになっては元も子もありません。リノベーションをしたいと検討している人は、リノベーションを専門とする業者としっかりとプランニングしたうえで一緒に物件を選ぶとミスなくリノベーションを行うことができるでしょう。

「ローンの金利が高くなりがち」

3つ目は、「ローンの金利が高くなりがち」という点です。リノベーションでは、住宅ローンを適用することができません。一般的に住宅ローンよりリフォームローンのほうが高い傾向があります。そのため必然的に金利の高いローンを組まざるを得なくなります。金銭面の事情も考慮したうえでリノベーションのプランニングを立てなくてはなりません。これも前もって専門の業者などに相談しておくことが大切です。中古物件の中には、購入金額とリノベーション費用を合算して低金利のローンを組めることや自治体によって費用援助が出るところなど様々な補助があります。これも専門の業者とよく相談するべきでしょう。

デメリット・まとめ

まとめると、「暮らし始めるまでに時間がかかる」「そもそもリノベーションができないケースがある」「ローンの金利が高くなりがち」ということが挙げられます。リノベーションをして住まいを手に入れることは多くのメリットがある反面、いくつもの越えなければいけない壁があるのです。ごく一般的な人は、住まいやリノベーションについての知識はあまり持っていないため、難しい仕組みや手続きにつまずいてリノベーションすることをあきらめてしまうということも多くあります。失敗しないためにも今回挙げたデメリットもしっかりとおさえておくべきでしょう。

どのような会社がおすすめなのか?

リノベーション会社を選ぶ際に、一番重要視するべきなのが担当者が誠実な対応をしてくれるかということです。リノベーションを行う際には、担当者と密なコミュニケーションを取る必要があるため、担当者は非常に重要となります。上記のメリットとデメリットについて誠実に話してくれる会社を選択することをおすすめします。

リノベーションの失敗例

ここからはリノベーションのメリット・デメリットを踏まえたうえで、「リノベーションの失敗例」について解説します。リノベーションを行った人の中には、様々な観点から後悔が残るという意見を持つ人が多くいます。ここではいろいろな面での失敗例を紹介し、皆さんがリノベーションを行う際に注意する点を述べます。リノベーションを行う際は是非一度この記事を読んでみてから検討してみてください。

「費用」における失敗例

1つ目は、「費用」における失敗例です。一番耳にすることとしては「予算オーバーしてしまった」ということです。例えば、「デザインにこだわりすぎてしまって予算を大きく超えてしまった」「予想外の補修費用が掛かってしまった」「工事費以外の諸費用が高くなってしまった」などが挙げられます。リノベーションには工事費のほかに、物件自体の契約にかかる手数料や引っ越し費用、家具の費用、その他税金などがあります。これを把握したうえで、できるだけ余裕のある資金計画を立てるのがベストです。また、予算を気にしてしまうあまり、自分好みのリノベーションができなかったという意見もあるので何にどのくらいの費用をかけるのかというのも重要になってきます。

「間取りや建物の構造」における失敗例

2つ目は、「間取りや建物の構造」における失敗例です。この失敗例は、多くの場合住み始めてから気づくものが多いです。
例えば、「部屋の造りを変えたことで空気の流れが悪くなった」「導線の配置が悪く家事がしにくくなってしまった」「マンションの構造上部屋の壁を取り除くことができなかった」「マンションのベランダをリノベーションすることができなかった」などが挙げられます。リノベーションをする際は、自分好みだけを追求するのではなく便利さという面も考えなくてはなりません。実際に住んでみないとわからないこともあるので、リノベーションをしたことがある人からお話を聞くということもよいかもしれません。
また、マンションなどでは自分が所有している「専有部分」しかリノベーションすることができません。自分の住むところの「専有部分」を確認してから物件を選ぶということも大切になってきます。

「デザイン」における失敗例

3つ目は、「デザイン」における失敗例です。ここで挙げる失敗例の多くは先のことを考えなかったことによる失敗例です。例えば、「部屋の雰囲気を変えたら家具が合わなくなった」「部屋のデザインに飽きてしまった」「デザインを追求しすぎて造りが複雑になってしまった」などが挙げられます。自分の希望の部屋にすることができるのがリノベーションの長所でしたが、それが裏目に出てしまう場合もあるのです。造りの複雑な家の場合、老後の生活に影響を与える場合も考えられます。また、売却しようとしても買い手が見つからないという状態に陥ってしまうのです。リノベーションを行う際は、長期的な目をもって行うことが重要です。

「業者」における失敗例

4つ目は、「業者」における失敗例です。リノベーションは業者と一緒にすすめていくものであり、業者との相性も大切になってきます。業者との相性が合わずに理想どおりのリノベーションができなかったり、イメージの共有までに時間がかかったりすることが多くみられます。また、業者によっては希望のデザインや工法ができないこともあります。相性のいい業者や理想を形にしてくれる業者とともにリノベーションを行うためにもいくつかの業者と比較して、よりよい業者を選ぶことも大切になってきます。

失敗例・まとめ

リノベーションを失敗しないために「費用」「間取りや建物の構造」「デザイン」「業者」の失敗例を挙げました。リノベーションにはこのほかにもいろいろな落とし穴があります。失敗例を把握しておくことで、よりよいリノベーションを行うことができるようになるでしょう。

まとめ

今回は、リノベーションのメリット・デメリット、失敗例、そして業者選びについて解説しました。リノベーションには多くのメリットがある反面、気を付けなければいけないデメリットも多く存在します。新築物件より安価で、自分自身の住みたい環境を創りだせますが、安価といっても安い金額ではありません。どの業者に頼むか、どの部分をこだわるかによって金額は大きく変わってきます。そのためにも失敗例などを把握して、リノベーションを専門する業者と計画的なプランニングをしていくべきです。

リノベーションには、安価で自分自身の要望を形にできるというとても魅力的な可能性があります。これから家庭環境が変わる人、趣味に没頭したい人、さらなる住みやすさを追求する人、現在のライフスタイルに満足していない人はぜひこの記事を参考にリノベーションを検討してみてください。
またこの記事を読んでリノベーションに対して興味を持って頂けますと幸いです。

リノベーションの流れは?期間や費用も解説します。

今回は、リノベーションを成功させるためのポイントについて解説します。リノベーションを検討中の方や、リノベーションについて知りたいという方はぜひ最後までお読みください。途中、リノベーションのメリットやデメリットについても解説しますので参考にしてみてください。

リノベーションとは?

「せっかくリフォームをするなら、良いセンスのデザインで雰囲気を新しくしたい!」という人におすすめできるのが、リノベーションです。リノベーションは、機能面や暮らしやすさを追求するほか、デザイン性も重視したリフォーム方法となっています。
部屋全体に高級感を求めたい、時代のトレンドを押さえたおしゃれな空間にしたい、などといった要望に合わせて、空間そのものをデザインしていくことが可能となっています。リノベーションを検討する際に知っておきたい知識がいくつかありますので、以下の内容で学んでいきましょう。

リフォームや通常のリフォームとリノベーションの違い

依頼主のイメージや意見をヒヤリングし、それをデザインとして反映させながら行うのがリノベーションですが、この説明だけでは通常のリフォームとの違いが分かりにくいという方もいるでしょう。普通のリフォームを行う場合には、デザイン面や機能面にこだわる場合もまれにありますが、大きな部分として建物の原状回復や住宅が持っている機能の修復などといった意味合いも含まれます。一方、リノベーションは、依頼主の意見や理想のイメージを実現させるために、部屋の造りや使用する素材などに注目してリフォームを行っていくという特徴があります。またリノベーションは、リフォームにかかる代金とは別に、デザイナーに依頼するための、デザイン料が別途必要です。

リノベーションの特徴

リノベーションは、依頼主の要望を詳細な部分まで反映させられるという特徴があります。
例えば、リノベーションを希望している方の希望が

・ペットを飼うことになってので、建材を自然由来の素材に変更したい
・子どもが成長したので、それに合わせて家の間取りを変更したい
・カフェやバーのようなおしゃれな内装が欲しい

上記のように、依頼主が重要視するポイントや生活スタイルなどに合わせて、建物をデザインするのがリノベーションの特長となっています。また、デザインに精通しているデザイナーと会議などを通じてリフォームの工事内容を決定していくことで、普通のリフォームよりも細かい部分までこだわった施工をすることができます。このような特長から、デザインに対するこだわりが強い方や、細部まで機能性などを求めている方にはリノベーションは非常におすすめのものとなっています。

リノベーションのメリット・デメリット

ここからはリノベーションのメリットとデメリットについて解説します。リノベーションを成功させるためには、リノベーションの良い点とそうでない点について理解しておく必要があります。以下を参考に、リノベーションの知識を深めていきましょう。

リノベーションのメリット

まずは、リノベーションのメリットについて解説していきます。リノベーションは、通常のリフォームよりもデザインにこだわることができるだけでなく、他にも多くのメリットがあります。

自由なデザインが選べる

リノベーションの最大のメリットは、自分が理想とする形に自由にデザインできることです。通常のリノベーションとは違い、リノベーションはデザイン面にかなりこだわっているため、内装やインテリアなどに興味を持っている方にとっては魅力的なものといえるでしょう。
専門のデザイナーに自分の好みのスタイルや要望を伝え、デザインを依頼すると、デザイナーにこだわりのプランを提案してもらうことができます。

コストを抑えることができる

リノベーションを行うとなると、工事の規模が大きく多額の費用がかかるイメージがあるかと思いますが、新築戸建てやマンションを購入などと比較すると大幅に費用を抑えることができます。キッチンなどの部分的なリフォームと比較すると費用が多くかかってしまいますが、リフォームとリノベーションについては、そもそもの目的が異なることを頭に入れておくと費用の差はそこまで気にならないかと思います。
デザインリノベーションは、費用を抑えつつ、おしゃれな家に住めるという素晴らしいものだとも言えます。
もし、現段階で家の購入を検討している方で、予算が気になっているという方はリノベーションを検討してみると、費用面でのメリットを受けることができます。

立地の選択肢が広がる

すでに住んでいる家を利用してリノベーションすることも可能ですが、建物が完成している中古の戸建てや中古マンションを購入してリノベーションを検討している方も多くいます。また、新築の購入を検討していたけど、希望していた条件が合わずに中古住宅をリノベーションするという選択になったという人もいます。
中古の住宅を購入し、リノベーションを行う場合、一番のネックである築年数や間取りなどの条件を省くことができるため、立地の選択肢を広げることができます。築年数や間取りなどを条件に入れて新築だけに条件を絞っていたりすると、良い立地のところを選ぶのはなかなか難しいのが現状です。

しかし、リノベーションであれば、リフォームすることを前提としていると立地を条件として探すことができるため、良い立地などの確保も可能となってきます。通勤や通学に便利で人気の高い場所や、好みのエリアに家を購入したいと考えている方は、リノベーションを検討してみるのも良いかもしれません。

リノベーションのデメリット

ここからは、リノベーションのデメリットをご紹介します。リノベーションには多くのメリットがありますが、その反面デメリットも存在します。リノベーションを検討する際には、メリットとデメリットの両方を考慮して検討するようにしましょう。

耐震性などに不安な場合がある

リノベーションをする場合、中古の住宅を購入してリノベーションするか、すでに住んでいる家をリノベーションして住むのか、という選択をすることになります。どちらを選択するにしても、新築の物件と比べると築年数が経過してしまっているため、耐震性などに不安が残ってしまうことがあります。万が一、地震などの災害が起こってしまった場合に家や家族を守るという観点からすると、多少の不安は残ります。外からの見た目では分からなくても、建物自体を解体して初めて劣化に気付くということもあります。施工が完了してからリフォームを行うことになると費用が高くなりますが、事前に確認しておくことで費用を2回払う必要がなくなります。あらかじめ劣化に気付いていたり、耐震性などが心配という場合にはリノベーションを行う前に適切な対応をするようにしましょう。

そもそのリフォームできない可能性がある

依頼主の個性や理想とする生活に合わせてリフォームを行うことができるのがリノベーションの良いところですが、そもそもリフォームすることができないという可能性があるのがデメリットとして考えられます。木造戸建てである場合には、自由にリノベーションをすることができることが多いですが、法律や構造について問題がある場合にはリフォーム自体ができないこともあります。
法律では、指定された建ぺい率や容積率を超える増築はできないことになっています。(建ぺい率→物の建築面積の敷地面積に対する割合のこと)構造は、部屋を広くしたいという単純な理由で柱などを撤去してしまうと家を支えきれなくなることができなくなる場合があります。計算上では大丈夫だとしても、バランスが崩れ建物が危険な状態になることもあるため細心の注意が必要です。
上記の他にも、2階建ての家を3階建てにすることはできないなどリフォームに関する制限がありますので把握しておくようにしましょう。

リノベーションの物件選びのポイント

ここからは、リノベーションを検討している方に向けて物件選びのポイントを解説します。物件選びが一番重要な要素となりますので、以下の2点を意識するようにしましょう。

リフォームされていない物件

リノベーションを前提として中古の物件を購入する際に注意するべきなのが、リフォームされていない物件を選ぶことです。中古住宅にそのまま住むという場合は、購入者がすぐに入居できるように入居前にリフォームされているのが普通です。そのような場合、販売価格にリフォームにかかった費用が含まれていることが多いため金額が高く設定されています。リノベーションを行うと事前に決めている場合、販売価格に含まれてしまっているリフォーム費用も無駄になってしまいます。
また、費用面だけでなく、リフォーム前の構造を把握しにくくなってしまい、リノベーションを行う業者にとって弊害となってしまうこともあります。上記のような理由から、リノベーションを行うために中古物件を購入する際は、リフォームがされていない物件を選ぶのが得策と言えるでしょう。

建物の構造が理想に近い

リノベーションでは、間取りや配管などを変えることも可能ですが、あまりにも構造が理想と離れている場合だと、イメージ通りのリノベーションができないことがあります。仮に実現できるとしても、工数が多くなって工事自体が大規模なものとなってしまうため、施工にかかる費用が高くなってしまいます。そのため、手直しする部分が少ない、できるだけ理想に近い構造をしている家を選ぶのが良いでしょう。

デザイナーとやり取りをする際のポイント

ここからは、デザイナーとやり取りをする際のポイントについて解説します。リノベーションでは、専門のデザイナーが設計を行うためデザイナーとのやり取りが非常に重要となります。以下を参考に円滑なコミュニケーションを心がけましょう。

プランが理想と合っているか

デザイナーが提案してきた間取りや、内装がどんなにおしゃれであっても、リフォームについての決定権は依頼主にあります。「本当はこうしたい」「あの不満を解決したい」などというのがリフォームの目的である場合がリフォームをする大きな理由だと思います。よさげな雰囲気などに惑わされず、「このプランで本当に良いのか」ということを自分で判断する必要があります。実際に自分たちの生活パターンを想像して考えてみてみることで、デザイナーが提案したプランが本当に暮らしやすいのかを見極める必要があります。

費用面に納得できるか

間取りや内装など細部までこだわるリノベーションは、質の高い素材などを使用することが多くあるため同じリフォーム内容でも一般的なリフォームより費用がかかってしまいます。そのため、予算とデザイナーが提案したプランの見積があまりにかけ離れている場合には再度考え直す必要があります。その後も長い間、生活していかなければならないため、得できるリフォーム内容にすることは大切ですが、貯金を切り崩したり、多額のリフォームローンなどを組むことで資金計画が大きく変更されると後々の生活に影響が出てしまいます。自分の予算をあらかじめ徹底して決めておくなど、後の生活のことも考えてからデザイナーからの提案を確認してみるといいでしょう。
デザイナーが担当するリノベーションは、通常のリフォームとは違った家を作ることができる良い機会です。このようなポイントを抑え、納得のできるリフォームを行えるようにしましょう。

まとめ

今回は、リノベーションを成功させるためのポイントについて解説しました。デザイナーがリフォームするため素敵な家を作ることができますが、いくつかの注意点もあります。注意点も考慮しつつ、自分が理想とするライフスタイルを実現させていきましょう。この記事を参考にリノベーションについて興味を持ち、実際にリノベーションを検討してくだされば幸いです。