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フルリノベーションの平均費用はいくらですか?

今回は、フルリノベーションについて解説します。フルリノベーションは、空間を一変することができる素晴らしいものです。本記事では、フルリノベーションの平均相場などについて解説します。フルリノベーションをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。また、フルリノベーションのメリット・デメリットについても解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

フルリノベーションについて


まずはフルリノベーションについて解説します。フルリノベーションという言葉を聞いたことがあるという方は多くいると思いますが、実際にどんなことをするかなどを知っている方はそれほど多くありません。まずは、フルリノベーションについても理解を深めていきましょう。

フルリノベーションとは?

初めにフルリノベーションについて解説します。フルリノベーションとは、一言で言うと住宅全体をリノベーションするということです。似たような言葉で、リフォームと言うものがありますが、リフォームは大規模な工事を必要としないものを指し、リノベーションとは、大規模な工事を行うものという点で違いがあります。フルリノベーションでは、空間を整え住宅の雰囲気などを一新することができるため、多くの人に人気があります。

どんな人におすすめ?

フルリノベーションは、新築の購入を考えている方などにおすすめできるものとなっています。新築を購入する場合、数千万円単位の予算が必要となりますが、フルリノベーションであれば、新築購入よりも費用を抑えることができます。新築を購入したいけど費用面で決めかねているという方は、フルリノベーションを選択肢に入れてみるものよいでしょう。

フルリノベーションの費用は?

ここからは実際にフルリノベーションの費用について解説します。フルリノベーションは通常のリノベーションとは異なり、住宅全体をリノベーションするため、費用は多くかかります。以下に、かかる費用をまとめましたので、参考にしてみてください。

一般的な費用

フルリノベーションを行うためには、最低でも500万円ほど必要であり、デザインなどにこだわる場合は、1000万円を超えるような場合もあります。また、それ以上に予算がかかるという場合もありますので、予算面と相談しながら施工内容を決定する必要があります。

施工内容によって費用が異なる

フルリノベーションにかかる費用は以上の通りですが、施工内容によって多少上下することがあります。水回りや間取りの変更など、大規模な工事を必要とする場合は多くの費用がかかりますし、逆にこれを必要としない場合は費用を抑えることが可能です。予算をみながら施工内容を決定することができるのも、フルリノベーションのよいところです。

フルリノベーションの手順

フルリノベーションについて理解が進んだところで、次にフルリノベーションの手順について解説します。フルリノベーションを行いたいけど、依頼する手順がわからないなどという方は以下の手順を参考にしてみてください。

①条件に合う物件を探す

まずは入居の半年前を目安に中古物件探しから始めましょう。 最も定番なのはSUUMOなどの情報サイトで自分の条件に合う物件を探し、条件にあう物件があった場合には、内覧を申し込むという方法です。 検索の際には、希望するエリアや予算だけでなく、建物の耐震性に問題はないかなど、さまざまな条件を確認する必要があります。また、中古物件を専門とし、条件を細かく設定して検索ができるというサイトなどもありますので、自分の希望する条件を明確にしておくとなおよいでしょう。 良質な中古物件を選ぶポイントは、3つです。1つ目は、 築年数をチェックするということです。1981年以前の旧耐震基準で建てられている物件を選択してしまうと、後から追加で施工を行う必要があります。 また、古い物件でも築15年以内なら最近の法改正にも対応しているため、築年数が基準となります。2つ目は駅からの距離です。駅から近い物件は、利便性だけではなく、資産価値という視点で見てもよい評価を得やすいです。 また、仮に賃貸として貸し出すという場合にも、借り手がすぐに見つかるというメリットもあります。 しかし、資産価値にこだわらない場合、駅から遠くてもコスパの良い物件は多くあります。 駅近の物件かそうでないかも予め決めておくとスムーズに物件を探すことができます。3つ目は、 リノベーションがしやすい物件かどうかです。中古物件の中には、リノベーションしやすい物件と、しにくい物件があります。これは建物の構造や希望するリノベーションの条件によっても異なりますので、専門家に相談するのがよいでしょう。

②リノベーションを依頼する会社を選定

物件探しと並行して行っておく必要があるのが、リノベーションを依頼する会社選びです。 施工を依頼する会社は物件を買った後に選択すればよいと考えがちですが、住宅ローンのことを考えると物件探しと並行してやるべきです。リノベーション会社を選ぶポイントはネットの口コミをみて業者を選定する場合や、リフォーム会社が開催する相談会などに参加する方法などがあります。 ここで大切なのが、実際に会って話をするということです。リノベーションを依頼する会社とは長く付き合うことになるため、フィーリングなども非常に大切なものとなります。実際に会うことで、どのような業者なのかを把握し、依頼する業者を決定することでフルリノベーションを成功に導きやすくなるでしょう。

③住宅ローンを使用する場合は事前審査

フルリノベーションする物件が確定したら、申し込みと同時にローンの事前審査を行いましょう。先ほどもご紹介した通り、 住宅購入に使えるローンは住宅ローン、リフォームに使う資金はリフォームローンとなっています。それぞれの特徴は、 先述した通り、住宅ローンの方が圧倒的なメリットがあります。住宅を購入する場合は、住宅ローンを使用することができますので、こちらを利用しましょう。リノベーションにかかる費用に関しては、リフォームローンが適用されてしまうため、金利が高くなってしまいます。これの解決策としては、自己資金を用意することです。自己資金を用意しておくことで、高い金利のローンを使用せず、フルリノベーションをすることができます。

④物件の契約

住宅ローンの事前審査が承認されたら、物件の契約に進みます。 この住宅ローンですが、申し込みの時点では契約は確定していないため、正式な契約を結ぶまではキャンセルをすることができます。これを知らずに契約してしまうと、後で融通が効かなくなってしまいますので、必ず頭に入れておきましょう。 また、物件の申し込みから正式な契約を結ぶまでの期間は1週間程度となっていますので、この期間にしっかりと検討を重ねておきましょう。疑問が残る点は事前に確認し、解決してから正式な契約を結ぶようにしましょう。

⑤工事スタート

正式な契約が結ばれ次第、工事がスタートします。施工期間中は、家にいることができない場合もありますので、事前に仮住まいを確保しておくようにしましょう。施工中に疑問点や、解決したい点などが発生した場合には、すぐに業者に問い合わせ、問題の解決を図るようにしましょう。次の章では、フルリノベーションのメリット・デメリットについて解説します。フルリノベーションについてもっと知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

フルリノベーションのメリット

初めにフルリノベーションのメリットについて解説します。フルリノベーションには多くのメリットがありますので、ご検討中の方は、以下を参考にしてみてください。

自由な設計ができる

フルリノベーションのメリットとして、自由に設計ができるという点があります。フルリノベーションでは、住宅全体を工事の対象とできるため、通常のリフォームやリノベーションに比べても自由度が高い点が特徴です。また、通常では移動が難しい、キッチンやお風呂の位置を変更することにも対応可能です。フルリノベーションであれば、新築と同様のレベルで自由に設計をすることが可能なのです。

物件の選択肢が増える

フルリノベーションを前提に物件探しをする場合、物件の選択肢を増やすことができます。新しい空間に住み替えを考えるとき、駅近の物件を希望する人も多くいると思います。しかし、駅近の物件は高額なものが多くなかなか手がでないという人も多くいるでしょう。住宅を購入した後にフルリノベーションすることを前提とした場合、中古の物件でも特に問題がないため、内装が古い物件を手頃な価格で手に入れることができます。また、住宅購入費用で浮いた分の資金をリノベーションの費用に当てることも可能ですので、理想の住まいに近づくことも可能となるかもしれません。

新築に比べて費用を抑えられる

フルリノベーションは、通常のリノベーションに比べると費用がかかってしまいますが、新築に比べると費用は安くすみます。フルリノベーションでは建物の構造部分を活かして施工をするため、建て替えの費用を抑えることができるからです。建て替えを検討中の方は、費用面での相談をしつつ、フルリノベーションを検討されてもよいと思います。

売却をしやすくなる

住宅は、年数を重ねるごとに資産価値が下がる傾向にありますが、リノベーションをすることでそれを防ぐことができます。フルリノベーション後の物件は比較的綺麗な状態のものが多く、他の中古物件に比べて人気が高いことが要因となっています。

フルリノベーションのデメリット

次にフルリノベーションのデメリットについて解説します。上記のように多くのメリットがあるフルリノベーションですが、デメリットも存在します。以下に懸念すべきデメリットをまとめましたので、フルリノベーションを検討中の方は参考にしてみてください。

通常のリノベーションよりは高額

新築に建て替えるよりは費用を抑えることができますが、一部分のリフォームや簡単なリノベーションなどに比べると、フルリノベーションの費用は高額になってしまいます。比較的費用が安いリフォームやリノベーションで対応できる施工内容であれば、費用面から見てもそちらを選ぶのがよいでしょう。また、施工内容によって金額が異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

施工には多くの時間を要する

フルリノベーションの施工には、通常よりも長い時間が必要です。施工内容や住宅の規模にもよっても異なりますが、平均的には3カ月〜半年程の工期がかかります。施行中は基本的に、工事を行っている家には住むことができず、別の仮住まいが必要となります。この間は賃貸を契約したり、ホテルで過ごすなどベットで費用がかかりますので、この費用も予算に入れておくことが必要です。

大規模な施工が必要な場合も

中古の戸建住宅を購入し、内装のみの工事を考えていたという場合でも、建物の状態によっては耐震補強などの大規模な工事を必要とする場合があります。一見すると問題がないという場合でも、壁や天井を詳しく見ると問題が発見される場合も多々あります。また、シロアリなどが発生している場合には、耐震工事などの住宅の性能を高める施工が必要になります。物件を決定する前に、どのような工事が必要で、どの程度の費用が必要かなどを把握しておくことをおすすめします。

おわりに

弊社ひらめきカンパニーでは、フルリノベーションを始めとする施工を承っております。些細なご相談から、大規模工事のご相談まで、豊富な経験から的確なアドバイスをさせていただきます。お客様に寄り添ったご提案を心がけておりますので、ぜひ一度ご相談ください。過去の施工事例などは弊社ホームページに掲載しておりますので、ご確認いただけますと幸いです。