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デザインリフォームのメリット・デメリット!費用も解説します。

今回は、デザインリフォームのメリット・デメリットについて解説します。デザインリフォームは自分の希望に沿ったリフォームを行うことができる素晴らしいものです。本記事では、デザインリフォームを行う際に知っておきたいメリット・デメリットについて解説します。また、デザインリフォームに必要な費用などもご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

デザインリフォームについて


初めにデザインリフォームの概要について解説します。デザインリフォームという言葉を聞いたことがあるという方もいると思いますが、定義が曖昧であり、実際には意味がよくわからないという方も多くいるでしょう。デザインリフォームのメリット・デメリットを理解するという観点でも、デザインリフォームへの理解を高めることは非常に大切です。ぜひ以下を参考にしてみてください。

デザインリフォームとは

デザインリフォームとは、通常のリフォームとは異なり、空間のデザインや配色にこだわったリフォームのことを指しています。特徴としては、デザイナーが設計業務などを行うため、細かい部分の調節がしやすいということが挙げられます。通常のリフォームではこだわることができない部分まで丁寧に設計することができ、より理想の住まいを叶えることができるのです。

デザインリフォームって意味あるの?

この記事をお読みの方の中には、『通常のリフォームで十分じゃない?』と感じている方もいることでしょう。確かに、こだわりが少なく、費用を抑えてリフォームをしたいという場合には通常のリフォームで十分です。しかしながら、「デザインにこだわりたい」、「自分の好みの空間に住みたい」このような考えを持っている方は、デザイナーに設計を依頼するデザインリフォームをおすすめします。デザイナーはデザインのプロですから、多くの話し合いを行い、依頼主のイメージを的確に表現してくれます。せっかくの機会ですので、デザインリフォームの活用を考えてみてはいかがでしょうか。次の章では、デザインリフォームのメリット・デメリットについて実際に解説していきます。デザインリフォームを検討中の方には、大変参考になる情報となっておりますので、ぜひご覧ください。

デザインリフォームのメリット

まずはデザインリフォームのメリットについて解説します。先述したようにデザインリフォームは、自分の要望を叶えることができる素晴らしいものです。以下に具体的なメリットについてまとめましたので参考にしてください。

細かい部分までこだわることができる

先述したようにデザインリフォームは通常のリフォームに比べ、リフォームの自由度が高いという点が特徴です。もちろん限界はありますが、ほとんどの場合、自分の好みのデザイン・空間に仕上げることができます。また、専属のデザイナーがついてくれるため、「ここはこうしたい」などの要望も伝えやすいというのもメリットの1つとして考えられるでしょう。

デザインのプロに相談できる

似たような話になりますが、デザインリフォームでは専門のデザイナーと一緒にデザインを決めることができます。また、デザイナーは専属でついてくれることもあるため、設計の段階で不満や気になる点があれば、すぐに相談することができます。また、将来のことや家族事情などを考慮したリフォームにしたいという場合にも、デザイナーに相談することで最適解が見つかります。いずれにせよ、疑問点をすぐに解決できるという環境があるということは非常に大切なことだと言えるでしょう。

新築よりもコストが安い

費用面でもデザインリフォームにはメリットがあります。それは、「建て替えるよりも費用が安く済む」という点です。仮に、全面のリフォームを行った場合でも、平均的な価格は、800万円から1,600万円程となっています。一方で、建て替えを行う場合には、最低でも2,000万円、平均的には4,000万円程かかると言われています。もちろん、施工内容によって多少上下することはありますが、一般的には上記のように金銭的にメリットがあります。全てを建て替える場合は多くの費用がかかってしまいますが、建物に傷みが少ない場合など、既にある間取りを活かしてリフォームすることによって、費用を抑えることが可能となっています。

固定資産税の減税を受けることができる場合も

デザインリフォームを行った場合、固定資産税の減税を受けられるという可能性があります。仮に、省エネリフォームを実施した場合、250万円を上限として10%減税を受けることができます。このように制度的なメリットもあることを覚えておきましょう。しかし、リフォームを行い、補助金を受け取るためには、事前に申請を済ませておく必要があります。実施されている補助金の制度は各自治体によって異なるため、詳しく知りたい場合には、各自治体のホームページなどを確認するようにしましょう。

工期が短い

デザインリフォームは建て替えに比べて工期が短いということもメリットの1つです。リフォームの工期は、一部の設備変更等であれば当日で完了することがほとんどですし、全面的なリフォームでも3か月程度で全ての施工が完了します。しかし、建て替えを行う場合は、工事が完了するまでに1年間以上かかることがあります。建て替えは時間がかかるため手がつけにくいという方には、自分好みの空間にデザインできるデザインリフォームをおすすめします。

デザインリフォームのデメリット

ここからは、デザインリフォームのデメリットについて解説します。先ほどはメリットを中心にお伝えしましたが、デザインリフォームにもデメリットは存在します。デザインリフォームを成功に導くためには、メリットとデメリットの両面について知っておくことが大切ですので、以下を参考にしてみてください。

どうしても変更できない場所がある

デザインリフォームはすでに建てられているものを作り替える作用であるため、間取りに制約がある場合がほとんどです。例を挙げると、家を支えている柱や、耐震の要となっている耐力壁は取り壊すことができないため、それらを残したままリフォームをする必要があります。家を支える柱や耐震に必要なものを取り壊してしまうと、家の強度が落ちてしまい、地震などの災害で倒壊してしまう可能性があります。デザインリフォームで間取りの変更を検討している場合には、このような点にも注意が必要です。

全面リフォームは金額が高くなる

建物全体を対象にデザインリフォームを実施する場合は建て替えと同じくらいの費用がかかってしまうという可能性があります。例えば、間取りから作り直す大掛かりなリフォームであるスケルトンリフォームなどを行う場合の相場は、1,500万円から2,500万円程度が目安となっています。スケルトンリフォームなどの全面リフォームを行うためには、手間のかかる作業が多く必要になるため、その分リフォーム費用が高くなる傾向にあります。デザインリフォームにかかる費用は一概には言えない部分が多くありますので、まずは見積もりを出してもらうことから始めるのが良いと思います。

利用できるローンが限定される

デザインリフォームでは、利用できるローンに限りがあります。デザインリフォームでは、住宅ローンを借りられる可能性は低いからです。リフォームで利用できるローンには。リフォームローンというローンがあり、無担保で借り入れることができます。しかし、その分金利が高く、借り入れ可能期間が短いため注意が必要です。高い金利が気になるという方は、別の方法をあらかじめ探しておきましょう

デザイナーにリフォームの設計をお願いする時のコツ

デザインリフォームのメリット・デメリットについて把握したところで、最後にデザイナーとのやりとりについて解説します。デザイナーはデザインのプロであり、依頼主の理想を叶えるためにとても重要な役割を持っています。デザイナーに何を伝えるかによって完成図が大きく異なるためです。以下に、デザイナーとのやりとりで重要な点をまとめましたので、やりとりの際の参考にしてみてください。

既存住宅の良い点は反映されているか

デザインリフォームでは、既存の部分とリフォームした部分のバランスが非常に重要なポイントです。とてもおしゃれな雰囲気にリフォームされた場所と隣接した既存部分との差がありすぎたり、本当は残してほしいと考えてた部分を壊すプランが提案されたりした場合には、デザイナーと話し合いを行います。しっかりと話し合うことで理想のリフォームに近づくため、手間だと思わずにしっかり行うことが肝心です。デザイナーはデザインに関するプロです。自分の疑問点を投げ掛ければ納得のいく回答をしてくれることがほとんどなため、納得できるまで話し合い、よりよいリフォームを目指しましょう。

デザインが生活に適しているか

デザイナーがどんなによいデザインを提案してきても、リフォームが完了してからその家で生活するのは依頼主であることを忘れてはいけません。何か不満に思い、それを改善したいという思いからリフォームを行ったはずですから、デザイナーの意見に押し切られずに自分の意見を伝えることが大切です。また、初見ではおしゃれで機能性に溢れたプランだったとしても、冷静に見ると住みにくいなどといったこともあるでしょう。繰り返しになりますが、完成した住宅に住むのは依頼主です。実際の暮らしやすさなどもしっかりと考慮し、理想をかなえるデザインリフォームを実現しましょう。

予算は適切か

ここは非常に大切なポイントです。間取りや内装などの細部までこだわるデザインリフォームでは、高級な商品を選択したり、オーダーメイドで空間にぴったり合うような家具などの製品を作るため、通常のリフォームよりも料金が高くなります。予算が高くなるということを知っていても、完成図などを見るとその場で予算を増やそうと思いがちです。自分の予算と提案されたプランの予算がかけ離れているという場合には、冷静になって再度考えることが必要です。自分が理想とするリフォームを行うことは大切ですが、大幅な予算オーバーはその後の生活を圧迫することになりかねません。その場ではよいと考えるかもしれませんが、10年、20年で見ると後々大きな負担となってくることは間違いありません。人によっては、多少の予算オーバーは許せるなどの事情はあると思いますから、その場のノリで決めず、冷静な判断をすることが重要になります。デザインリフォームはデザイナーが設計業務を行うため、通常のリフォームよりも高級なプランと言えるでしょう。上記の注意点などを把握し、理想の住まいを実現しましょう。

自分が大切にしていることを伝える

デザインリフォームにおいて、デザインにこだわることは大切ですが、それと同時に住みやすさにもこだわることも重要です。リフォームは毎年行うようなものではなく、数年に1回、数十年に1回のものです。将来の子どものことなどを考えて、子どもが住みやすい空間にしたいなど、様々な要望があると思います。予めこれらをデザイナーに伝えておくことで、理想の空間に仕上げることが可能となります。

終わりに

弊社ひらめきカンパニーでは、デザインリフォームを承っております。お客様のご要望はもちろん、弊社の知識によって理想のお住まいの実現を全力でサポートいたします。リフォームする空間は多くの時間を過ごす大切な場所です。お客様の理想の暮らしをサポートできるよう、全力で取り組んでまいりますので、ぜひお気軽にお問合せください。また、過去の施工事例などもホームページに記載がございますので、ご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。