お客様の声

岐阜県美容室 cocoroR様

Q01. 新しいお店づくりのきっかけは?

美容師続けていて、前のお店で11年半働いていて、そろそろ自分でやりたいなって思い始めた時、
父からやる気があるなら協力するぞと言われたのがきっかけです。

土地探しから始めて、父がずっと探してくれていろんな所を検討しました。
今の場所はすごく良いんですが最初広すぎて買えなかったんです。
その後4分筆で売りに出るということを聞いて、
まだ広告に出る前に良いタイミングで譲ってもらうことができました。
通り沿いだし、駐車場も広くとれるし本当に良かったです。

中山道沿いなので外観は街並みに合う感じで、
中はガラッと変えてナチュラル系で居心地がいい空間にしたいと考えていました。
特に前のお店の雰囲気が好きで、自分がやるならこういう感じがいいなって思っていました。
 

 

Q 02. どうして当社に?ここで建てようと思った決め手は?

父の先輩の娘さんがひらめきほーむの中原さんのところでお家を建てられて、
その先輩も建てられて、父もいいぞということで決めました。
写真で、建てた家を見せてもらって、自分の好みの雰囲気に合ってるなって思いました。

 


Q 03.  お店づくりを振り返って、思い出や楽しかったことは?

仕事をしていてなかなか打ち合わせもできなくて、中原さんに会ったのは地鎮祭が最初でした(笑)。
父と中原さんが話して持ち帰って私がどうしたいという話をして決めていきました。
金沢の城下町とか行って参考にしながら外観は父が考えてくれました。

 


以前のお店でオープンの時に出来上がるまでを見ていたので、
動線やお客様への配慮の間取りは迷うことなく考えられましたが、イメージがあっても選ぶのが難しかったです。
今になって楽しかったなって思いますけど、やってる時はこれでいいのか不安でずっと迷ってました(笑)。
そんな時は父に相談したり、中原さんに相談してプロの目線から絞ってもらって最終的に決めました。
中原さんはカジュアルで優しい人柄なのでなんでも言えて、いろんな提案をしてくれました。

工事が始まって休みの日は来て見てましたね。図面から形になっていくのを写真に撮ってました。
更地だったのが上棟の日1日でできちゃって大工さんすごい!って感動しました。
毎日いろんな業者さんが入れ違いに入って、昨日なかったものがどんどんできて行くのが嬉しかったです。
セット面の台もこんなに長い板はないので大工さんが繋げて作ってくれました。
角が危なくない様に削ってもらって、現場の職人さんにも私の気持ちを汲んで作ってもらえて嬉しかったです。

 


Q04. こだわった所はどこですか?

お客さんの居心地の良さを第一にヘアはもちろんきれいにできて、
小さいお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで誰が来ても居心地がいい美容室を実現したかったです。

外観は条例で約束が決まっていたので、それを活かしつつ自分好みに仕上げてもらいました
梁、吹き抜けの開放感と丸窓!
店舗なので民家と間違われない様に窓の位置や形を工夫しました。
 


あとは吹き抜けで明るくて開放感がある様にしてもらって、木のナチュラルな感じで居心地よくしました。
セット面の下とシャンプー台の壁紙は中原さんの提案で同じにして統一感を出しました。
シャンプー台の床を暗くしてセット面と別の空間にして、ライトにもこだわりました。
 

 
小窓を付けて抜け感を作って圧迫感をなくしたり、どこにいても誰が何をやっているかとか、
お客さんがどこにいるのかというのがわかる様に見えすぎてもよくないので
ちょっと見れば分かるというようにしました。
クロークもありすぎても無駄になっちゃうし、何をどう仕舞うかを考えて測って決めて行きました。
待合スペースも丸窓をアーチと丸いカーブで柔らかさを出したくて。
広いわけではないけどバランス良く一つひとつ考えました。
イスもこだわっていて、シャンプーイスもセットイスも楽だねって言われます。
お店の雰囲気にも合うし、もう全部全部こだわりですね
 


12月12日にオープンして来ていただいた方には褒めてもらうばっかりです。
外観が特徴的なのですぐにわかってもらえて、
入ったら何これ!ってダブルで驚きがあるって言われました。
私っぽいねって言ってもらえるのが一番うれしいです。自分のお店だなって実感します。
前のお店のオーナーも来てくれて良く頑張ったねって言ってもらえて、
大変さを知ってる人にそう言ってもらえて気持ちが少し楽になってスーっとしました。

 


Q05. どんなお店にしたいですか?

お店の名前「cocoroR」。この名前を一番迷いました。
ちゃんと読める名前で「美容室」を入れたいと考えていて、
名前の頭文字がRだし令和だしRiseとかすべてをRに込めました。
「こころある」駄洒落じゃないですけど、こうして出来上がりました。
書体は父の知り合いにデザイナーさんがいて、イメージに合う文字を書いてもらって、
ちゃんと読めて崩しすぎず柔らかいステキなロゴに仕上げてもらいました。
 


あと一つ。
私、おばあちゃん子だったんです。祖母とパーマ屋さんに一緒に行ってて、
いつかおばあちゃんにパーマできたら喜ぶんじゃないかって、
家族が喜ぶことを仕事にしたいと思って美容師になったんです。
だから。いろんな世代の人が心温まるような美容室にしたいなって思って「こころ」を入れて、
落ち着いたのがこの名前でした。
3年前に祖母が亡くなって。見せたかったな。
入院していた時も髪を切ってあげてて、生きていたら一番に切ってあげたかったなって。
なので、地域密着でいろんな世代の方に来ていただけたらいいなって思ってやっています。

 


Q06. これからお店や家づくりをお考えの皆さんへ?

妥協なく、大変でも考えて考えてやると、いいものが絶対見つかります。
決めることがたくさんあるし、何が良いのかわかんなくなる時もあるかもしれませんが、
中原さんに話すとアイデアをくれるんです。
自分が迷子になりそうになるとアドバイスをくれて、
こういう関係がつくれる人に建ててもらうといいと思います。
父も仕事をしているので休みもなくて、私以上に関わってくれて、父にも中原さんにも感謝しかないです。
いろいろ言いたいですけど、感謝という言葉しか出てこないです。

 

中原さんには私も父も無理を言ったけど、
何でも言ってくださいって全部形にしてくれるのでありがたかった。
最後には申し訳ないなって思うようになりました。
そういう良い方と出会えてよかったです。後輩にも紹介したいと思いました。

 


 

想いの詰まった場所で仕事できるのはとても幸せなことだと思います
前のお店も自分の家と思って働いていたけど、ゼロから始めたものなので我が子の様に感じます

何より父がすごくやる気でいろいろと動いて助けてくれました。
背負う物も大きいからなかなか踏み切れなかったけど応援してくれたおかげです。
この店を始めるまでは仕事も忙しくてなかなか話す機会もなかったんですが、32年分の距離が縮まった気がします。
周りからも関係が変わったねって言われました。

 

思い通りというか、想像以上のものができました。
関わっていただいた皆様、本当にありがとうございます。